紀州備長炭窯元 山田木炭
紀州備長炭窯元 山田木炭
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山田木炭は和歌山県串本町で
紀州備長炭の製造と販売を行っています。
口焚き・・・窯の口で火を焚いて窯の内部の温度を上げます。
ツ ケ・・・窯の温度が上がると木が炭化し始めます。
炭化の始まりを煙のにおい、色、量で判断し、窯の口を閉め、小さな通気口だけにします。
炭 化・・・甘酸っぱいにおいの煙が出ます。この煙で窯の中の状態を把握し調整します。
この時期の煙を冷却して木酢液を採ります。
アラシ・・・煙が青くなり炭化が終了したら、窯の口を徐々に開けて空気を送り込み、炭を光らせていきます。
窯出し・・・炭の光り具合を見て少しずつ出し、スバイをかけて消火します。窯の内部は1.200℃に達します。
床ならし・・スバイを入れて窯の床をならします。
ならし方で炭の質が決まるので、この作業が最も重要で、最も難しいです。
窯入れ・・・モトを上にして木を入れていきます。
窯出しの熱が冷めないうちに木を入れて、窯の中で煎り(燻し)ます。
その他の作業
伐 採・・・山で原木のウバメガシを伐り出します。最もきつい作業です。(4〜7日間)
木ごしらえ・曲りくねったウバメガシに切り込みを入れ、クサビを入れてまっすぐにします。
太いものは縦半分に割り、細いものは束にします。(3日間)
選 別・・・焼き上がった炭を太さ、長さ、品質によって、約10種類に選別し、箱詰めします。(4日間)
窯入れ(半日)
炭 化(5〜7日)
アラシ(24時間)
床ならし
窯出し(10時間)
窯
ツ ケ
口焚き(3〜5日)
紀州備長炭ができるまで |