紀州備長炭窯元 山田木炭
一年のアジア放浪中、睡眠薬強盗に遭いすべてを盗まれ、一時的に国籍もお金もなくなりました。
このとき、親切にしてくれた方々のおかげで初めて人の温かさを知ると同時に、
それまで自分がしがみついていたものが、実はそれほど重要ではなかったということ、
結局自分はこの体ひとつなんだということを実感しました。
その後、北海道二風谷のアイヌ運動家、山道康子さんのところでお世話になり、
自然のこと,祈りのことなどを教わりました。
やがて結婚、長男誕生を経て熊野に移住し、炭焼きを始めました。
長男の出産立ち会い、長男の心臓手術、夫婦関係、炭焼き、米作り、サーフィン、
人との出会いなど生活の中で様々な学びとサポートをいただいています。
迷いつつも、自然の中で自然からいただいて生きていけることに大きな喜びと感謝を感じ、
自分も自然の一部であることを実感しながら日々生活しています。
炭焼き師 山田 晃
1972年 横浜生まれ
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